Propaganda - A Secret Wish
ドイツはデュッセルドルフで結成された5人組のエレポップ・バンド。アバを意識したということからもうかがえる徹底したポップセンスとドイツらしい重厚なエレクトロニクス、そして84年のデビュー曲でフリッツ・ラングのカルト映画「ドクトル・マブゼ」を題材にするというあたりのゴシック趣味が渾然となり、本国はもとより、イギリスやフランスでもヒットを記録した。
実質的なプロデュースはトレヴァー・ホーンではなく、彼を長きにわたって支え、現在はトレヴァー・ホーンの新バンド、ザ・プロデューサーズのメンバーでもあるステファン・リプソンが行っているが、それがかえってよかったのではないかと感じられるこのアルバム『シークレット・ウィッシュ』は、今でも信奉者の多い傑作だ。
その後は、数多くのヴァージョンちがいやリミックスをシングルでリリース。また、ZTTのアーティストとしては珍しくライヴに力を入れ、アメリカまでツアーした。デビュー当時にまだ19歳だった女性ヴォーカルのひとりクラウディア・ブルッケンは、ZTTの運営者のひとりポール・モーリーと結婚し、プロパガンダとしてはもちろん、グループを脱退した後もソロやコラボ作、そしてACTというユニットなどを通しZTTとの関係性を維持し、また積極的に活動を行った。
| 1. Dream within a dream 
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| 2. The murder of love 
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| 3. Jewel 
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| 4. Duel 
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| 5. Frozen faces 
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| 6. P-machinery 
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| 7. Sorry for laughing 
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| 8. Dr. mabuse 
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| 9. The chase 
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| 10. Strength to dream 
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