兄リチャード・カーペンターによる親しみやすいメロディと緻密なアレンジ、そして妹カレン・カーペンターの透き通るように美しい歌声によって、今もファンを増やし続けているカーペンターズ。本作はそんな彼らのエヴァーグリーンな魅力を凝縮したシングル・コレクション。
1970年の1stアルバム『Ticket to Ride』収録のデビュー曲<12>から、1981年の『Made in America』収録の<16>まで、まったく変わらぬハイ・クオリティのポップスを量産し続けた彼らの創造力に、改めて圧倒される1枚だ。全曲名曲と断言してしまっても何ら問題はないと思うが、中でも<4><6><10><14><20>などは一発で人の心を虜にする魔力を持った究極のポップス。理想のアメリカン・ポップスの姿がここにある。
| 1. For All We Know |
| 2. I Believe In You |
| 3. It's Going To Take Some Time |
| 4. We've Only Just Begun |
| 5. Those Good Old Dreams |
| 6. Superstar |
| 7. Rainy Days And Mondays |
| 8. Goodbye To Love |
| 9. All You Get From Love Is A Love Song |
| 10. Top Of The World |
| 11. Only Yesterday |
| 12. Ticket To Ride |
| 13. Hurting Each Other |
| 14. Yesterday Once More |
| 15. Sing |
| 16. Touch Me When We're Dancing |
| 17. Please Mr. Postman |
| 18. I Need To Be In Love |
| 19. I Won't Last A Day Without You |
| 20. (They Long To Be) Close To You |
| 21. For All We Know (Reprise) |
全部がヒット曲というこのベストアルバム、聴かず嫌いだった俺でも「やっぱりカーペンターズは良いね」と認識を改めさせられたアルバム。
厳密に言えば兄リチャードがリマスタリング+サウンド処理をしてしまったためオリジナルに比べると余分なエコー処理されていてマニアにはイマイチ評判が良くないらしいですけど、俺的にはオリジナルを持っていないので入門用としてみると特に問題無し。
★★★
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