Kraftwerk - Die Mensch-Maschine
1978年にリリースされた本作は、今もなおエレクトロ・ミュージックで最も美しいアルバムの1枚に挙げられる。本作は、リーダーのラルフ・ヒュッターとフローリアン・シュナイダーの底知れない革新的なテクニックだけでも十分に鮮烈だが、並外れた作曲能力もまた全面に発揮されている。強烈かつ流麗なシンセサイザーが人間のボイスに負けないくらい表情豊かな「Neon Lights」「Metropolis」。くすんだメロディーときらめく音の流れがたがいにサポートする「Spacelab」。また、「Spacelab」とムードあるタイトル曲では、極端なまでに電気処理されたボーカルが鋭いコントラストを生みだしている。「The Robots」は、スタッカートを刻むエキゾチックなメロディーと卓越したサウンドエフェクトが絶え間なく響く、大胆な声明と言える。そして「The Model」は、クラフトワークの目を見張る活動からコマーシャルなシンセサイザー・ポップスが生まれるであろうことを予感させている
1. Robots |
2. Spacelab |
3. Metropolis |
4. Model |
5. Neon Lights |
6. Man Machine |
0 件のコメント:
コメントを投稿