黒人音楽に接近した前作『ヤング・アメリカン』と同じく、1975年にアメリカで製作され翌年1月に発表。全6曲ながら、非常に高い完成度を誇る改心の傑作。
ロック・サウンドをあえて破棄し「プラスティック・ソウル」と呼ばれた前作とは打って変わって、ソリッドでシンプル、かつ前作で結実したファンキーさも湛えたロック・サウンドが全編を痛快に貫く。奇妙なミドル・テンポの<2>と、鋭利でスリリングな展開が圧倒的な<5>、退廃的な雰囲気の<6>などが出色のできだ。また詞が美しいことも、この作品の特徴といえる。
1. Station to Station |
2. Golden Years |
3. Word on a Wing |
4. TVC 15 |
5. Stay |
6. Wild Is the Wind |
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